
- 「セル」「列」「行」の意味がよくわからない
- どこを操作すればいいのか混乱してしまう
- Excelの画面の見方がいまいちピンとこない
セル・列・行って何?まずは基本の意味を知ろう

「セル」ってどこ?「列」と「行」ってどう違うの?
Excelを開いたとき、画面にたくさん並ぶマス目。
「どこに何を入れるの?」「Aや1って何を表しているの?」と、最初に戸惑いやすいのが「セル・列・行」の考え方です。
セル・列・行は、Excelの「場所の名前」です
Excelでは、文字や数字を入力する小さなマス目の1つひとつを「セル」と呼びます。
そして、そのセルが並ぶ縦のかたまりを「列」、横のかたまりを「行」といいます。
この3つの意味がわかると、どの場所にデータがあるのかが明確になります。
Excelは「どこに何を入力するか」がとても重要
Excelでは、関数や操作をするときに「セルの位置」を指定する必要があります。
たとえば、「A1のセルにある数値を使って計算する」といったように、セルの住所を使って作業するのが基本です。
だからこそ、セル・列・行の仕組みを知らないと、思い通りに操作ができなくなってしまうのです。
実際の画面で見てみよう
以下のように、Excelの画面はマス目で構成されています。

- 列(A・B・C…):画面上部のアルファベットで表される縦の並び
- 行(1・2・3…):画面左側の数字で表される横の並び
- セル(例:B2):列と行が交わった1つのマス
たとえば、B列・2行目にある「B2」セルには「電話番号」、C2には「住所」といった形でデータを入力していくのが一般的です。
この3つを知れば、操作がスムーズに!
セル・列・行を正しく理解すると、表を作成する際の位置決めや入力の流れがとてもスムーズになります。
これらはExcelの“地図”のようなものです。
まずはこの基本からしっかり押さえて、次のステップへ進みましょう!
画面のどこを見ればわかる?セル・列・行の見つけ方

Excelの画面、どこを見ればいいの?
Excelを開いた瞬間、「どこから手をつければいいのか…」と不安になる方は少なくありません。
特に初めての方は、「どこに入力すればいいの?」「このAとか1って何?」と混乱しやすいです。
セル・列・行は、上と左に表示されています
Excelのセルの場所は、画面の上部と左側を見ればすぐにわかります。
上にはアルファベット(列)が、左には数字(行)が表示されているのです。

列と行の番号でセルが特定できるから
Excelは、縦と横の組み合わせで「セルの住所」を表します。
- 列(アルファベット) → 上に表示されている縦の見出し(例:A列、B列、C列…)
- 行(数字) → 左側に表示されている横の見出し(例:1行、2行、3行…)
この2つが交差する場所が「セル」となり、その位置情報が「A1」や「C5」などと表されます。
この仕組みを知っていれば、どのセルがどこにあるのかすぐに理解できます。
セルの見つけ方と確認方法
たとえば、左上にあるセル「A1」は、A列(縦)と1行(横)が交差した場所です。
- 「B2」は、B列と2行目の交差点
- 「D5」は、D列と5行目の交差点
選択したセルの位置は、画面左上の「名前ボックス」に表示されます。
また、セルに入力した内容は、そのすぐ右にある「数式バー」に表示されます。

補足:迷ったときは「名前ボックス」を確認!
名前ボックスには「今どのセルを選択しているか」が表示されるので、操作の目安になります。
まずは列と行の見出しを見てみよう
Excelでは、「どこに入力しているのか」がとても大事です。
画面上部の列(A〜Z)と、画面左側の行(1〜1000以上)に注目するだけで、セルの場所が明確になります。
初めは「名前ボックス」や「数式バー」もあわせて見ながら、少しずつ慣れていきましょう。
セルを自由に使えると、Excelがもっと使いやすくなる!

よくある悩み:表がズレる…入力場所が違う…なぜ?
「表を作ろうとしたけど、文字の位置が揃わない」 「どのセルに入力すればいいかわからず、見た目がバラバラになった」 このような悩みは、セルの使い方を知らないことが原因の一つです。
セルを意識して使えば、操作がスムーズになります
Excelでは、セルごとに情報を整理して入れるのが基本です。
「どこに何を入れるか」を考えながら操作するだけで、表作成やデータ入力が一気にやりやすくなります。
セル単位で考えることで、表が整うから
セルは、Excel上でデータを扱う最小単位です。
1セル=1項目のように、情報を分けて入力することで、データが整然と並び、後の作業(並べ替え・集計・印刷など)もラクになります。
また、セルごとに文字の配置や背景色を変えたり、計算式を入れたりすることも可能です。
だからこそ、「この項目はこのセルに入れる」と意識して使うことがとても大切です。
名前・電話番号・住所を表にするときの配置
以下のような表を作るときのセル配置を考えてみましょう。

- 「名前」は B列(例:B2, B3)
- 「電話番号」は C列(例:C2, C3)
このように、同じ種類の情報は同じ列にそろえることで、表の見た目が整い、あとから並べ替えや検索もしやすくなります。
ワンポイント:セルの幅はあとから自由に調整できる!
最初は文字が見切れてしまっても大丈夫。
列の境界線をダブルクリックすれば、自動で文字幅に合わせて調整できます。
「セルが狭いから…」と入力を1つのセルに詰め込まず、1項目=1セルのルールを守ると後々楽になります。
セルを意識して使うことが、Excel上達の第一歩です
Excelは、「表計算ソフト」といわれるように、表を作ることが得意なツールです。
その中心となるのが「セルの使い方」。
どのセルに何を入れるかをしっかり意識できれば、仕事や日常の表作成がぐっと楽になります。
まずは、簡単な名簿やチェックリストから練習してみましょう。
まとめ|「セル・列・行」を理解することが、Excelの第一歩です
Excelを使いこなすために、まず覚えておきたいのが「セル」「列」「行」の基本的な考え方です。
どれも最初は聞き慣れない言葉かもしれませんが、この記事を通して、
- セルとは1つのマス目のこと
- 列は縦方向(A列・B列…)
- 行は横方向(1行・2行…)
ということがわかれば、画面の見方や操作方法がぐっとわかりやすくなります。
今日の学びを振り返りましょう
- セル・列・行の意味がわかると、操作に自信が持てます。
- 列は上のアルファベット、行は左の数字。画面を見れば場所がわかります。
- 「1項目=1セル」を意識するだけで、きれいな表が作れます。
最後にひとこと
Excelは、誰もが最初は初心者です。 大切なのは、「なんとなく使う」から「わかって使う」へ少しずつ進むこと。
「セル・列・行」というExcelの地図を理解することが、その第一歩になります。
自分のペースで、少しずつできることを増やしていきましょう。
あなたのExcel生活が、もっと便利で楽しいものになりますように!
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