
読み方がわからない漢字は、Windowsの「IMEパッド」で形を手書きし、候補から選んで入力できます。Wordの文書に入力する例で、開き方から候補の選択、書き直しまでを説明します。
対象はWindows 11のMicrosoft 日本語IMEです。IMEパッドはWord専用の機能ではなく、文字を入力できるほかのアプリでも使えます。掲載している操作画像は2023年のもので、WindowsやIMEのバージョンによって表示が異なる場合があります。
IMEパッドを開く方法
- Wordを開き、漢字を入れたい位置をクリックして、文字入力のカーソルを表示します。
- タスクバーの日本語入力の表示「あ」または「A」を右クリックします。
- メニューの「IMEパッド」をクリックします。


メニューにIMEパッドがない場合は、日本語のMicrosoft IMEを選んでいるか、文書が編集できる状態かを確認します。「あ」が表示されていなくても、Microsoft IMEの「A」から開けます。
手書きして候補を選び、Wordへ入力する
- IMEパッド左側の「手書き」(鉛筆のアイコン)を選びます。
- 左の手書きエリアに、目的の漢字を1文字ずつ書きます。マウスの左ボタンを押したまま1画を引き、ボタンを離して次の画を書きます。
- 右に表示される候補の中から、元の文字と形が合う漢字を探してクリックします。
- Wordの入力位置に文字が入ったことを確認します。続けて別の文字を書く場合は、手書きエリアの「消去」で線を消してから書きます。

普通のノートパソコンでも、マウスで操作できます。手書きエリアを広く使い、へん・つくりの位置関係がわかるように書いてみましょう。

タッチパッドは、指でポインターを動かしてドラッグする操作に使います。一般的なタッチパッドにスタイラスペンで直接文字を書く方法ではありません。ペンで書くには、ペン入力に対応した画面や機器が必要です。

候補が見つからない・入力できないとき
- 1画だけ直す:IMEパッドの「戻す」で直前の線を取り消し、書き直します。
- 最初から書く:「消去」で手書きエリアの線を消します。文書に入力済みの文字を消す操作とは別です。
- 似た漢字しか出ない:文字を大きめに書き直し、線の数や位置を見直します。「総画数」「部首」から探す方法もあります。
- Wordに入らない:IMEパッドを閉じ、文書の入力したい位置をクリックしてから開き直します。閲覧専用の文書や、文字入力に対応しない場所では入力できません。
- 違う漢字を入れた:Wordに戻り、その文字を削除して正しい候補を選び直します。
人名などに使う漢字は、似た字や異体字との違いにも注意してください。候補に出た文字が必ず目的の字とは限らないので、元の資料と見比べます。
漢字の読み方も確認したいとき
IMEパッドの候補にマウスポインターを重ねると、読み方を確認できます。ただし、人名・地名の固有の読みを確定するものではありません。名前の読みは、ご本人や元の資料で確かめてください。
画面上の文字をコピーできる場合は、いったんWordなどへ貼り付けて確認する方法もあります。コピーの基本は「コピー&ペーストのやり方」で説明しています。
よく使う言葉を単語登録する方法
同じ言葉を何度も手書きする場合は、文字と読みを確認してから、Microsoft IMEに単語登録すると、次回はその読みから変換できます。
- 目的の言葉を文書に正しく入力しておきます。
- タスクバーの「あ」または「A」を右クリックし、「単語の追加」を選びます。
- 「単語」に登録する文字列、「よみ」に変換時に入力する読みを入れ、内容に合う品詞を選んで登録します。
- Wordに戻り、登録した読みを入力・変換して、候補に出るかを確かめます。


単語登録をしても、必ず候補の先頭に出るとは限りません。練習には個人情報を使わず、「教室案内/きょうしつあんない」などの例で試せます。
文字入力を個人レッスンで練習する
まずはWordの新しい文書で、普段読める漢字を1文字手書きして候補を選ぶ練習から始めると、操作を確認しやすくなります。
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操作の参考:FMVサポート「読めない漢字を入力するには?」、Microsoft公式「Microsoft 日本語 IME」。











