新しいパソコンを購入した際、古いパソコンのデータをどうするかは重要な問題です。
データを素早く簡単に移動させることで、効率的なデジタルライフを始めましょう。
この記事では、2台のパソコン間を素早く簡単にデータ移行する方法について、わかりやすく解説しています。
結論から言うと、USBリンクケーブルを使えば、2台のパソコン間をドラッグ&ドロップで、素早く簡単にファイル転送できます。
この記事は、このような方におすすめです。
・大量のデータを移行したい人
・クラウドストレージを利用したくない人
・ネットワーク環境が整っていない人
・プライバシー保護を重視する人
USBリンクケーブルとは?
USBリンクケーブルは、2台のパソコンを直接接続するためのケーブルです。
通常のUSBケーブルと同じように、両端にUSBコネクタがありますが、2台のパソコンを接続することで、データを直接やりとりすることができます。
データ転送にUSBリンクケーブルを使用するメリット
USBリンクケーブルを使用するデータ転送のメリットは以下の通りです。
高速なデータ転送
USBリンクケーブルを使用することで、2台のパソコン間で高速なデータ転送ができます。通常、USBリンクケーブルはUSB2.0以上の高速通信に対応しており、データ転送速度はUSB 2.0で最大480Mbps、USB 3.0で最大5Gbpsに達することができます。
安価で手軽な方法
USBリンクケーブルは、比較的安価かつ手軽な方法で、2つのパソコンを簡単に接続することができます。外付けハードディスクやクラウドストレージのような代替手段よりも、低コストでデータ転送を行うことができます。
ネットワーク不要
USBリンクケーブルは、2つのパソコンを直接接続するため、ネットワーク環境がなくてもデータ転送が可能です。ネットワーク構築に手間や時間がかかる場合でも、簡単にデータ転送を行うことができます。
以上のように、USBリンクケーブルを使用すれば、高速かつ手軽でセキュリティにも配慮したデータ転送が可能です。
データ転送用USBリンクケーブルの使用方法について
データ転送用のUSBリンクケーブルを使用する場合は、以下の手順を実行します。
データ転送用USBリンクケーブルの使用手順
1.2台のパソコンを、USBリンクケーブルで接続
USBリンクケーブルを使用してデータ転送を開始するには、まず、ケーブルを使用して2台のコンピュータを接続する必要があります。ケーブルの両端には、各コンピュータに1つずつ、2つのUSBコネクターがあるはずです。
2.パソコンに付属する専用のソフトウェアを起動
一般的には、ケーブルを接続すると自動的にドライバーのソフトウェアのインストールが始まります。詳しくは、商品取扱説明書をご確認ください。
3.ソフトウェアを起動したら、データ転送方法を選択
ソフトウェアによっては、フォルダ単位での転送や、個別のファイルの選択が可能です。
4.初期設定
転送を開始する前に、転送元・先のパソコンに対して必要な設定を行います。例えば、転送先のパソコンにフォルダを作成しておく必要がある場合があります。
5.データ転送を開始
この時点で、2台のパソコン間で画面が繋がり、データの転送を開始することができます。両方のパソコンでファイルエクスプローラーを開き、転送したいファイルを選択し、一方のパソコンからもう一方のパソコンにドラッグします。
フォルダを丸ごと移動させるのではなく、中身だけを移動させる方が効率的です。これはコピー&ペーストでも実行できます。
また、テキストデータや画像などをコピーし、他方のパソコンのファイルに貼り付けることもできます。
6.データ転送の完了
転送が完了したら、接続を解除し、必要に応じて転送先のパソコンでデータを確認してください。
データ転送のためにUSBリンクケーブルを選ぶべき人は?
USBリンクケーブルを選ぶべき人は、以下のような方々です。
・大量のデータを高速かつ安全に転送したい方
・インターネット環境がなく、外付けハードディスクやクラウドストレージを利用できない方
・データを転送する相手と直接接続できる環境にいる方
・データのセキュリティを高めたい方
・外付けハードディスクやクラウドストレージのような別の機器を持っていない方
まとめ
2台のコンピュータ間のデータ転送は、USBリンクケーブルを使用することで迅速かつ簡単に行うことができます。
USBリンクケーブルがあれば、低速のインターネット接続やクラウドストレージに頼ることなく、ファイルやフォルダを迅速かつ安全に転送することができます。
私はサンワサプライのUSB3.0リンクケーブル(Mac/Windows対応) KB-USB-LINK4を愛用しています。
次回、大量のデータを移行する必要がある場合は、データ転送にUSBリンクケーブルを検討してみてください。