指定の行や列を常に表示!Excelで2ページ目にも見出しタイトルを印刷する方法

Excelにおいて、2ページ目以降に見出しタイトルが表示されずにお困りではありませんか?

2ページ目以降にも見出しタイトルが表示できたら、表の見やすさが向上し、作業もスムーズになります。

この記事では、Excelで2ページ目以降にも見出しタイトルを表示する方法と手順について、わかりやすく解説しています。

結論から言うと「印刷タイトル」機能を使えば、見出しタイトルを2ページ目以降にも表示することができます。

Excelの「印刷タイトル」機能は、Excelで作成した大量のデータを印刷する際に、ページの上部や左側に、指定した行や列の範囲を見出しタイトルとして表示する機能です。

例えば、大きな表を複数のページに分けて印刷する場合、2ページ目以降にも見出しタイトルを表示することができます。

次に挙げるのは、印刷タイトル機能を利用することが望ましい方々のリストです。
・大量のデータを含むExcelシートを使用する方
・複数ページにわたるExcelシートを印刷する方
・帳票や報告書を作成する方
・集計表や統計データを扱う方
・データを整理する必要がある方
・データの可視化に力を入れている方
・データの見出し行や列ラベルを重要視する方

Excelの「印刷タイトル」機能を使うメリット

Excelの「印刷タイトル」機能を使うメリットと、その理由を5つリストアップします。

印刷物が分かりやすくなる

印刷タイトル機能を使うことで、ページ毎に見出しを表示することができるため、印刷物の見やすさが向上します。

印刷範囲の管理がしやすくなる

印刷タイトル機能を使うことで、印刷範囲の管理がしやすくなります。特定の範囲だけを印刷することができるため、不必要な印刷を避けることができます。

プレゼンテーション資料の作成がスムーズになる

印刷タイトル機能を使うことで、Excelで作成したデータをプレゼンテーション資料に使用する場合、タイトルが分かりやすくなります。

計算書の作成がしやすくなる

印刷タイトル機能を使うことで、計算書の作成がしやすくなります。特に、行や列が多い計算書の場合、どの部分が何を表しているのかが分かりやすくなります。

プロフェッショナルな見栄えになる

印刷タイトル機能を使うことで、Excelファイルを印刷した場合にも、プロフェッショナルな見栄えになります。見出しやタイトルが明確に表示されるため、印刷物全体がスッキリとした印象を与えます。

Excelで2ページ目にも見出しを印刷する方法と手順

Excelで2ページ目にも見出しを印刷する方法と手順を以下に説明します。

1.Excelファイルを開き、必要に応じて、印刷範囲を選択します。
2.[ページレイアウト]タブをクリックします。
3.[印刷タイトル]をクリックします。

4.[タイトル行]タブをクリックし、2ページ目にも見出しを印刷する必要がある行を選択します。
 たとえば、見出し行が4行目の場合は、[タイトル行]ボックスに”$4:$4″と入力します。
5.[タイトル列]タブをクリックして、必要に応じて列も設定します。
6.設定を確認してから[OK]をクリックします。

これで、2ページ目以降にも見出し(印刷タイトル)が印刷されます。

まとめ

Excelで2ページ目以降にも見出しタイトルを表示する方法として、印刷タイトル機能があります。

この機能を使うことで、印刷物の見やすさが向上し、作業もスムーズになります。

具体的には、「ページレイアウト」タブから「印刷タイトル」をクリックし、行または列を指定することで、最初のページ以外でも見出しタイトルを表示することができます。

Excelで大量のデータを扱う際には、この機能を積極的に活用することで、作業効率の向上につながります。