Word・Excelの画像を圧縮して容量を小さくする方法|画質と保存の注意点

写真やスクリーンショットを多く入れたWord文書・Excelブックは、「図の圧縮」でファイル容量を小さくできる場合があります。ただし、画質や削減できる量は画像と設定によって変わります。元ファイルを残して、圧縮前後の容量と見え方を比べましょう。

圧縮する前に元ファイルを残す

最初に「名前を付けて保存」などで作業用のコピーを作り、圧縮はコピー側で試します。元の画像ファイルも残しておくと、画質や切り抜きをやり直したいときに使えます。

以下はWindowsのデスクトップ版Word・Excelを想定した手順です。Microsoft 365のWeb版では、この画像圧縮機能は使えません。掲載画像は2023年当時の例で、バージョンや画面幅によってボタンの位置・名称が異なる場合があります。

保存後のファイルサイズを確認する

作業用ファイルを保存してから「ファイル」>「情報」を開き、プロパティに表示されるサイズを確認します。圧縮前の値を控えておきましょう。エクスプローラーで保存したファイルを右クリックし、「プロパティ」で確認する方法もあります。

「図の圧縮」で画像の容量を小さくする

  1. Word文書またはExcelブック内の、圧縮したい画像を選びます。Excelではセルだけを選んだ状態と区別してください。
  2. 「図の形式」タブの「調整」から「図の圧縮」を開きます。画面幅によってはアイコンだけで表示されます。

圧縮する対象と、画質に関係する設定を確認します。最初は選択した画像だけで試すと、違いを確認しやすくなります。

設定選び方・確認点
この画像だけに適用する選択した画像だけならオン、文書内の他の画像も対象にするならオフにします。「この画像にのみ適用する」などの表示もあります。
図のトリミング部分を削除する切り取って見えなくなった部分のデータを削除します。後で切り抜き範囲を広げたい場合に備え、元ファイルを残してから判断します。
解像度印刷・画面閲覧などの用途に合わせて選びます。容量を優先して下げすぎると、写真や細かい文字が見えにくくなる場合があります。

設定を確認して「OK」を押します。続いて作業用ファイルを保存し、圧縮後の容量を確認してください。

WordとExcelは、画像を選択して「図の形式」から圧縮する流れが共通です。詳しくはMicrosoft公式「Officeで画像のファイルサイズを小さくする」をご確認ください。

圧縮後は画質と編集できる範囲を確認する

  • 画面で確認:文書や表を普段使う大きさで表示し、写真・図・スクリーンショット内の文字が読めるか確認します。
  • 印刷で使う場合:必要なページを試し刷りし、細い線や小さな文字がつぶれていないか確認します。
  • トリミング部分を削除した場合:保存後に切り抜き前の範囲へ戻せなくなることがあります。編集を続ける元ファイルと、送付用ファイルを分けておきましょう。
  • 画質が足りない場合:元ファイルのコピーから、より高い解像度を選んでやり直します。低画質になった画像を繰り返し圧縮しても、元の細部は復元できません。

トリミング部分の削除についてはMicrosoft公式「Officeで図をトリミングする」も参照してください。

容量があまり減らない・メールで送れないとき

もともと小さい画像や圧縮済みの画像では、大きく減らないことがあります。画像以外のデータが容量を占めている場合も、図の圧縮だけでは十分に小さくなりません。画像を画面上で小さく表示するだけの操作と、画像データの圧縮も異なります。

メールの添付上限は、送信側と受信側のサービス・組織設定によって異なります。圧縮しただけで必ず送れるとは限らないため、保存後のファイルサイズと、利用しているメールの案内やエラー内容を確認しましょう。

画質を落としたくない場合は、相手と使える共有方法を相談します。共有リンクを使うときは、閲覧できる相手や編集の可否を確認してから送付してください。

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